【5月14日(火)米国市場】
米国市場は3指数とも反発しています。
トランプ米大統領が「時期が来たら中国と取引をする」との書き込みから警戒感が和らいだと報道されています。
4月から約1500ドル下落し、3月安値付近の価格帯まで下がってきており、自律反発は入りやすい価格帯で、株価は反発してきますが、上値は重たくなりそうです。
1月~4月までは米中貿易摩擦が解消する期待感から上昇してきており、今回の追加関税で下期から来期にかけて不透明感が広がってきています。
移動平均線や節目の価格などに注目して、上限の目安を立てたいと思います。
- NYダウ 25532.05ドル 前営業日比 +207.06
- NASDAQ 7734.49 前営業日比 +87.47
- S&P500 2834.41 前営業日比 +22.54
- CME225(円建て) 21145円 日経比 +78
- ドル円 109.65
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VIX指数 18.06 +1.25
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米国10債利回り 2.41%
- 原油 61.29
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フィラデルフィア半導体 1442.83
「私の相場観」
今日の日経平均21150円円くらいから始まりそうです。
昨日に大きく下振れした後に、日銀の買い入れなどもあり下げ幅を縮小してきました。
昨日つけた安値20,750はメモしておきたい価格になります。
この安値を起点にして下値固めができるか見ていきます。
冒頭にも記載しておりましたが、米中貿易摩擦の影響で上値が重たくなるのは日本市場も同じです。
先週末の価格21,530が追加関税発表前の価格です。
上値がどのあたりで重たくなるのか注目したいと思います。
個別銘柄は決算発表による各銘柄の期待感で動いています。
米国市場や日経平均などの環境が冷えてきているため、トレンドの時間が短くなることも念頭にいれて売買を組み立てていきたいと思います。
「ピックアップ」
→人口クモの糸素材の「クモノス」を使用した商品がいよいよ発売されます。新しい素材による商品の動向には興味があります。
ちなみに、ゴールドウィンの株価はアウトドアアパレルブランドのノーフェイスの躍進で大きく上昇してきており、今回の決算発表で急落しています。
今からこの企業に投資するのは難易度が高いと考えていますが、新素材による新しい市場が育ってくるかに注目しています。