【5月16日(木)米国市場】
米国市場は3指数とも続伸しています。
好決算を発表したシスコシステムが6.6%上昇。ウォルマートも好決算を発表しています。
また、マイクロソフトやハイテク株も堅調でした。
4月の住宅着工件数の増加率は市場予想を上回り、内需は堅調の雰囲気が出てきているようで楽観ムードとなったようです。
米中の貿易摩擦は昨日の華為技術への制裁措置の影響がどの程度に広がっていくのか、未知数のところもあり、徐々に上値が重たくなること考えておきたいと思います。
26000ドル付近半値戻しで、米国は強気になることが多いため、26000ドルを超えて数日間の値動きに注目したいと考えています。
米国の経済指標が輸出系と内需系で差が出だしていることや米国債の利回りが2.4%付近ということも少し頭に入れておきます。
- NYダウ 25862.68ドル 前営業日比 +213.66
- NASDAQ 7898.05 前営業日比 +75.90
- S&P500 2876.32 前営業日比 +25.36
- CME225(円建て) 21,245円 日経比 +182
- ドル円 109.86
- VIX指数 15.29 -1.15
- 米国10債利回り 2.40%
- 原油 63.14
- フィラデルフィア半導体 14430.11
「私の相場観」
今日の日経平均21250円円くらいから始まりそうです。
14日の夜間取引で上値が21,330、下値が20750円と大きく上下しました。
引き続き、14日の20750円をつけて以降はこの範囲の中で推移している横ばい状態となっています。
21000円の下値を固めています。
ただ、戻りが強い米国市場に比べて日本株は弱いようですね。
これには、米国企業と日本企業との決定的なスケジュール的な問題がありますが…。
日本の製造業は中国への依存率が高いということもあり、弱含んでいるというのが一般的な見方となりそうです。
米国市場も国内経済指標や内需系企業は好調なことから、2極化が進んできています。
このことは引き続き日本にも同じことが言えるため、注目していく優先順位をつけていきたいと思います。
さて、日本市場では3月決算の発表を終わりつつあります。
状況はというと、特に製造業の流れが変化してきています。
19年3月期は増益で着地した企業が目立ちましたが、20年3月期は厳しめに予想している企業が増えています。
これまでの株価の動きと今回の決算発表の内容を分析して、発表後の値動きのパターンがわかりやすいものに投資をしていきたいと思います。
「ピックアップ」
→うーん、ソニーのゲームは任天堂と組んで欲しかったですが…。
今回のマイクロソフトとの提携からソニーの得意分野である画像センサーとマイクロソフトのクラウドやAIの技術の提携が進み新しいサービスにつながりそうですね。