おはようございます。
米国市場は3指数は大幅高となりました。
パウエルFRB議長が利下げの可能性を示唆したことを材料視したようです。
世界経済に対するリスクや低調な米インフレを考えると利下げは妥当だとの考え。
年内に最低1回の利下げが実施されえると予想されている。
今回は景気減速に対する対策であるため、下げ止まりの効果はありそうです。
しかしながら、積極的な上昇トレンドとなるかは厳しいのではないかとみています。
5月16日から6月3日までの下げ幅は1,277ドル。
半値戻しが25,318ドルと現在の価格くらいになります。
米国市場は戻りが強い傾向があるため、半値戻しよりも上をチャレンジしそうですが、今晩以降の値動きが重要になってきそうです。
【6月4日(火)米国市場】
- NYダウ 25,332.18ドル 前営業日比 +512.40
- NASDAQ 7527.12 前営業日比 +194.10
- S&P500 2803.27 前営業日比 +58.82
- CME225(円建て) 20,725円 日経比 +316
- ドル円 108.16
- VIX指数 16.97 ‐1.89
- 米国10年債利回り 2.13%
- 原油 52.95
- フィラデルフィア半導体 1355.26
「私の相場観」
さて、6月4日火曜日のCEMシカゴ日経平均先物の終値は20,725円。
本日の日経平均は20,725円付近から始まりそうです。
今回は利下げ発表によって、下がってきた長期金利に対応して、短期金利の利下げをします。
短期金利の方が低く、長期金利が高いイールドカーブを維持する方策となりました。
ただし、全体としては弱含んでいるため、上げ幅は限定的だとみています。5月中旬からの下げ幅は1,141円。半値戻しは20,859円とこのあたりの価格では上値が重たくなってきそうです。中小小型は面白い位置まで下落してきた銘柄には、買い戻しもあるため、短期では狙って面白いと思います。しかし、大きくギャップアップして始まる日は場中に下がってくることが多いため、新規仕掛けには注意が必要です。引き続き、日経平均はもう一段げ投げられることがパターン上、考えられます。無理をせずに、今は「待ち」パターンを軸にコツコツと。それでは、今日の相場もZEN力で!