おはようございます。
米国市場は3指数とも大幅上昇となりました。
中国の7月の貿易統計で輸出が市場予想を上回り、これを好感しているようです。
米国経済の見通しについて、ブルームバーグは、調査結果を発表。
12カ月以内にリセッション(景気後退局面)に入る確率は35%(前回31%)とのこと。
ただ、米国の労働市場が依然と強い指数が発表されていることから、米経済の成長は続くと
見られています。
米経済や世界経済が過渡期に入っており、これまでの成長スピートよりも緩やかになるとみていくとよさそうです。
株価としてはこれまでの上昇に対する「揺り戻し」となることは十分考えられます。
やや上値は重たくなることを想定しておこうと思います。
NYダウの7月高値からの下げ幅は1875ドル。
半値戻しが26,460ドルとなります。
昨晩の戻った価格が、13週線付近となるため、このあたりで上値が重たくなりそうです。
引き続き、取り巻く環境が不安定であるため、投資アイディアを明確にして、攻めていくことが大切です。
自信がない場合は、キャッシュ比率を高めた方がよさそうですね。
「ピックアップニュース」
・企業、3四半期連続の減益 4~6月 上場の6割、非製造も陰り
リンク先:日経新聞
日経平均先物について
CME日経平均先物の終値は20,770円。
これまで上値抵抗となっていた20,600円を超えています。
反転はしていますが、上値は限定的なのではないかとみています。
日経平均の7月25日の高値から8月6日安値までの下げ幅は1,700円。
米国市場の動きや環境を整理すると不透明感が広がっているため、上げ幅は限定的となりそうです。
半値戻しは約20,900円となります。
もう少し上値に余裕はありそうですね。
揺れ動く相場環境のなか、企業の決算発表が進んでいます。
決算チェックをしていると減益になっている企業が多い印象です。
日経新聞によると6割が減益予想となっているようです。
米中貿易の影響を受ける企業が多いですね。
そのようななか、好決算銘柄への市場の反応はは素直です。
今後も、好決算銘柄を中心に投資を組み立てていきます。
環境悪化は、個別銘柄の値動きを不安定にしますが、強弱の分岐点となることが多いです。
今後の値動きをしっかり見極めて、攻めて行きましょう!
それでは本日の相場もZEN力で!
追伸、本日の「今日の相場日誌」は、日曜日の更新となります。
~メモ~
◎日電産の為替設定105円(7月発表現在)
◎トヨタの為替設定110円→106円に変更
【8月8日(木)米国市場】
NYダウ 26,378.19ドル 前営業日比 +371.12
NASDAQ 8,039.16 前営業日比 +176.33
S&P500 2,938.09 前営業日比 +54.11
CME225(円建て) 20,770円 日経比 +177
ドル円 105.83
原油 52.92
フィラデルフィア半導体 1491.26