8月13日(火)米国市場から今日の値動きを考える

朝の相場日誌




おはようございます。

 

今年のお盆休みは、長い方では9連休の方も多いようですね。

働き方改革の影響で、有給取得が積極的に推進されていることを受けて、連休が長くなる傾向に振れています。

 

この流れから、長期休暇が当たり前になれば、今後は休暇の過ごし方など、新しい生活スタイルへの流れ流れが発生しそうですね。

 

 

さて、お盆は相場は動いているため、普段見れない時間帯にチャートを見る機会が出てくると思います。

チャートや値動きを見ていると、取引したくなる機会も増えそうですね。

 

せっかくの機会で取引する場合は、なにかテーマを持ってすると良いと思います。

 

例えば、前場終了付近のチャートをみて、後場上がるかどうかを考える。

後場終了後に、答え合わせをするなど、今週4営業日でやってみると自分の感覚と相場の動きのフィーリングを試すことができますよ。

 

その際に、自分が考えた方向と逆に少額投資してみたりすることも、面白い取り組みですね。

 

 

さて、12日(月)の米国市場は3指数とも下落しています。

長期化している米中貿易摩擦が追加関税でさらに状況が悪化、今後の世界経済への不透明感が再燃。

 

個人に懸念していた米国10年債の利回りが低下について、注目が集まっているようです。

2年債(短期)との利回りとの逆転が迫っており、景気後退局面に入った指標となる「逆イールド」となるか注目が集まっています。

 

また、中国人面銀行は対ドル基準値を8営業日続けて元安に設定しました。

最近特に、トランプ大統領は中国の為替政策に対して、注文を付けていることを考えると米中対立が長期化しそうです。

 

NYダウの7月高値からの下げ幅は1875ドル。

半値戻しが26,460ドルとなります。

 

8月9日に26,413ドルを回復しましたが、この半値付近で天井に。

半値戻しを回復できないほど、市場は弱含んでいると考えたほうがよさそうですね。

 

引き続き、取り巻く環境が不安定であるため、投資アイディアを明確にして、攻めていくことが大切。

自信がない場合は、キャッシュ比率を高めた方がよさそうですね。

 

「ピックアップニュース」

日経平均先物について

 

 

CME日経平均先物の終値は20,270円。

7月25日からの半値戻しまで、回復することができずに、再度下落しています。

米国市場がこれまでの反発力に対して、弱含んでいるため、日経平均はより弱さが出ていますね。

 

主力企業の決算発表は先週で終わり、今週に小型企業の決算を終えると決算発表は一巡します。

材料が乏しくなると、ここから9月にかけて下振れる可能性が高まるため、ポジションの調整が加速しそうです。

 

先週金曜日のコメントで

「反転はしていますが、上値は限定的なのではないかとみています」

と、書いていましたが、想定よりも弱いと感じています。

 

決算発表も終盤です。

先週金曜日の発表銘柄の動きや今週発表の銘柄の動きなど、注目していきたいと思います。

 

環境悪化は、個別銘柄の値動きを不安定にしますが、強弱の分岐点となることが多いです。

今後の値動きをしっかり見極めて、攻めて行きましょう!

 

それでは本日の相場もZEN力で!

 

ピンチはチャンス!

 

~メモ~

※日電産の為替設定105円(7月発表現在)

※トヨタの為替設定110円→106円に変更

 

【8月12日(月)米国市場】

 

NYダウ     25,897.71ドル  前営業日比 ‐389.73

NASDAQ      7863.41    前営業日比 ‐95.73

S&P500       2882.70    前営業日比  ‐35.95

CME225(円建て) 20,265円  日経比 ‐420

ドル円 105.26

VIX指数    21.09
米国10年債利回り 1.64%

原油 54.78

フィラデルフィア半導体 1446.98