おはようございます。
昨晩のNYダウは26ドル安となり、22,653ドルとなりました。
約900ドルほど上昇、一時23,500ドルを回復しましたが、下落に転じて前日比マイナスとなっています。
新型コロナ(武漢肺炎)の感染拡大ペースが鈍ってきたことを好感しておりましたが、ニューヨーク州の1日当たりの死者数が過去最多と発表され、問題収束にはまだ時間がかかるとみられたようです。
ボーイング、ユナイテッドヘルスが、コロナ関連で乱高下が激しいです。
おもちゃにされていますね。
経験則では、このような乱高下が続いているような銘柄は時間の経過とともに、下振れしたこと多いです。
さて、昨晩のニュースで気になったのは、
米ディスカウント小売TJX社が社員28万人超の一時帰休へ。
11日の週までの給与は支払うとのこと。
米小売大手のメーシーズもやく13万人の大半を一時帰休とする方針を出しております。
これを受けて、これまで米国経済をけん引してきたのは国内消費でしたが、4月から消費がもう一段下落しそうです。
日本でも緊急事態宣言が出ており、百貨店など休館する企業が出ており、営業ができない企業や一時帰休の流れが加速しそうです。
ちなみに、日本場合は、感染者数が少ない状態で緊急事態宣言を発令したため、長引くことだけが懸念されます。
ボラティリティーが高い相場は、手仕舞いと仕掛けのポイントの判断がむずかしくなります。
必ず、レンジを想定して仕掛けるようにしていきましょう。
ちなみにNYダウの2月からの下げ幅の半値戻しは、24,000ドル。
昨晩はその付近まで到達していました。
個人的に、毎日0.5%くらい少しずつ上昇して欲しいのですが、最近の相場はアルゴと物主導とため、到達時間が短すぎますね。
なおさら、事前のレンジ想定が大切になります。
さて、日経平均先物の状況です。
昨日の日経平均は373円高で19,000円付近まで回復しました。
大型から小型まで割としっかりと買われております。
特に5G、遠隔関連、医療関連は強いようです。
夜間に米国市場の盛り上がりをうけて、日経平均先物は19,860円をつけています。
ただ、朝方は19,000円まで下げており、860円下落。
リバウンド相場の上値レンジが見えていそうです。
政府による非常事態宣言が発令されました。
安倍首相の会見であった108兆円規模の経済対策はインパクトがありそうですが、今回の休業の動きをみると108兆円の経済対策も穴埋めにはなりますがが、マインドを盛り返すのは難しそうですね。
チャートでいうところの、底固めはできても、その後上値を追うエネルギーは弱く、トレンドが脆弱になりパターンです。
だからこそ、先を見通した企業の強みが必要になってきます。
引き続き、保有期間が重要です。
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