おはようございます!
昨晩の米国市場はNYダウは小幅上昇となり、アナリストが目標株価を引き上げたハイテク株が伸び、NASDAQは今週の始値まで買い戻されています。
米モデルナがコロナワクチン開発で米政府より追加の資金支援を受けたことが報じられ、27日にはワクチン開発に向けた治験が最終段階に入ったと発表しています。
米国市場をけん引しているのはハイテク株であり、ワクチン開発のモデルナ、ギリアドなどが好調です。
旧来型は厳しい状況が続いており、行き場に迷いが生じている資金が「金」にお金が流れているようです。また、ドルが売られていることから円高に触れています。
金が上昇するときは株式市場は下落することが多いのですが、どちらも上昇していることから、緩和マネーがまだまだ、残っているようです。
いずれにしても、米国市場はこれからGAFA+Mの決算発表が控えています。新型コロナの影響を受けにくい業種であり、むしろこれを機に伸びていることも考えられることから、急落というよりもこのあたりで横ばいのイメージを持っています。
また、テスラが急上昇しています。EVへの期待感もありますが、S&Pに採用される思惑も入っており、一部自動車関連が伸び出す土壌は整いつつあります。
今回、大きく売られている自動車部品メーカーを再度見直すと面白いものが見えてくるかもしれませんね。私自身、お盆までの課題にしたいと思います。
◎日経平均先物について
日経平均先物は22,660円で取引を終えています。
米国市場が上昇しましたが、日本時間に上昇していたため、夜間は小幅な値動きでした。
連休明けに、為替は105円台に入り、円高に振れています。
決算発表を控えており、日経平均は横ばいが続きそうです。
この時期は個別銘柄の各期待感が重要になりますので、チャートや業績に注目していきたいと思います。
今日の注目は信越化学、SBテクノ、オムロン、新光電気、東京エレクトロ、コメリなどがあります。
それでは、本日の相場もZNE力で!