【朝の相場日誌】明暗

朝の相場日誌




おはようございます!

18日火曜日の米国市場は、NYダウ終値27,778ドル(66ドル安)、NASDAQ終値11,210ポイント(81ポイント高)と月曜日と同じくマチマチな値動きとなりました。

 

旧来型産業のNYダウは、追加経済対策で与野党の協議に進展がなく、業績改善のキッカケが掴めないようです。続落となっています。

NYダウ構成銘柄でもハイテク株は強く、アップル、マイクロソフトは上昇しています。

 

NASDAQは高値を更新。アマゾン、ズームが4%上昇しており、買われています。

これまでリバウンドしてきた旧来型の利益確定が進み、業績期待があるハイテク関連に再度資金が戻ってきているようです。

 

ちなみに、ソフトバンクのビジョンファンドはアマゾン株を1000億円保有しているようです。4-6月期に試験的に上昇株で運用を始めているとのことですね。

ハイテク株は、今の株価からでも、上昇が見込めるとみているようです。

 

〇ソフトバンク、Amazon株1000億円保有

 

このニュースは、行き場を失った緩和マネーや余剰資金が株に向かったとも言えます。

現在上昇している企業の中で、売上が成長しているもの、営業利益が伸びているもの、そして利益率が高い銘柄は上昇余地はまだありそうです。

 

 

日経平均について

 

日経平均先物は、23,035円(日経比16円安)で取引を終えています。

14日に最高値23,338円をつけてから調整が続いています。

23,000円付近で下値固め中のようですね。

旧来型が多いNYダウの下落を考えると、耐えている見ていいと思います。

下値支えの要因は、日銀の買い入れの存在感です。

後は、反転上昇してくれるか?

 

ただ、GDPの下げ幅が戦後最大となった日本が、新型コロナ以前の状況に戻ることは難しそうです。

7-9月期は給付金や補助金の影響で、回復していますが、あくまでも2/3戻ればよいところです。これは、米国も同じです。

旧来型の指数の上値が重たいのは、このことが主要因とみています。

 

GDPの落ち込みが多い国は?

 

ただ、この環境下で成長している企業には、ソフトバングのビジョンファンドの運用をみてもわかるように、お金が入ってきています。

引き続き、成長が見込める企業に注目していきましょう!

 

それでは、本日の相場もZEN力で!