日米差の理由

朝の相場日誌




 

おはようございます!

23日水曜日の米国市場は、NYダウ26763ドル(-525ドル)、NASDAQ10632.99ポイント(-330.65ポイント)と大きく下落しています。

午後から下げ幅を拡大して引けにかけて買い戻しも入らず弱い相場となっています。

明日も続落しそうな雰囲気です。

 

アップルが投資判断を引き下げられたことや電池技術の発表イベントに期待感が膨らまなかったテスラが売り先行したことから、ハイテク株全体に利益確定売りが加速したようです。

市場予想よりも好調な業績発表となったナイキ、ツイッター、ズームは強かったですが、それ以外は全滅でしたね。

 

昨晩の未来編集會でも少し述べましたが、ハイテク株が下値固めして反発していましたが、高値をとった先月と比較してアップル、テスラの状況が異なるため、上値は重たくなっています。

 

NYダウとNASDAQが2極化する見ていますが、NASDAQのもう少し調整は続きそうです。

過去の調整期間をみると2~3カ月が多く、10月~11月までは様子見ムードが続きそうです。

 

 

日経平均について

 

昨晩の日経平均先物は、23070円(前日比-120円)で取引を終えています。

※先物の価格は、9月末の配当落ち分が日経平均日で約120円安くなっています。

 

米国市場と比較して9の下げは弱い状況が続いています。

強い要因として、考えられることは4つ。

日銀の買い入れ

9の中間配当権利

③空売りの貸株不足

④米国と比較して出遅れている企業が多いためバフェットのように米国市場から引き揚げられた資金の一部が日本市場に入っている

 

この状況に、菅内閣への規制緩和への期待があると思います。

一番の注目点は、目玉政策となっている「デジタル庁」への取り組みです。

デジタル改革閣僚会議がスタートしており、今後も注目されていきそうです。

 

〇デジタル閣僚会議 第1回資料

 

国家資格の一元管理はおもしろいですね。

各省庁が発行している資格を一元管理して、それにまつわる協会を一掃してくれると効率はかなり上がりそうです。

ただ、資格に付帯する協会は官僚の天下り先ででもあるため、大きな抵抗を受けそうです。

これから、おそらく政治の不祥事や省庁の不正などがリークされるかもしれませんが、大きく変化することを期待したいと思います。

 

マイナンバー関連の銘柄の一覧を貼っておきますね。

週足が調整している銘柄、新しい四季報で売上、営業利益が伸びている銘柄、利益率が高い銘柄などを絞り込むと面白いものが出てきそうですよ。

 

〇マイナンバー関連(株探)

 

それでは、米国市場が下落して日本市場は強いパターンは珍しいですが、リスク管理(保有額、保有期間の調整)をしっかりとして、攻めていきましょう。

 

それでは、本日の相場もZEN力で!