おはようございます!
1日水曜日週明けの米国市場は、NYダウ27781.70ドル(+329.04ドル)、NASDAQ11167.51ポイント(+82.26ポイント)と反発しています。
結局上がるなら、日本時間に下げるなよぉ、といいたいですね。
16年のブレグジット、米大統領選と同じパターンです。
なんとなく、同じ感じがしていたのですが…やはりか。
上昇した背景には与野党での追加経済対策で合意する観測が強まったようです。
また、雇用統計も前月比から74.9万人増となっており、8月(48.1万人)から一段、伸びています。
市場予想の60万人を上回ったことも相場を後押ししているようです。
NYダウの日足チャートを見るとすぐ上に25MAが控えており、28,000ドルの節目で上値が重たくなるような値動きとなるか、ポイントとなりそうです。
NASDAQの日足チャートも同様で、11,200ポイント付近が突破できるかどうかが、再上昇の力が強いかどうかのチェックポイントとみています。
雇用統計を見ると回復傾向とみられていますが、一方でウォルトディズニーが米国で従業員2万8000人削減すると発表しており、対面型事業は大きな方向転換を余儀なくされています。
新型コロナ禍で、①伸びる企業、②回復してきた企業、③回復が遅れている企業、④厳しくなっている企業と分かれています。
業界も同様にみることができますので、強い業界、旬な業界を見定めていきましょう。
日経平均について
昨晩の日経平均先物は、23,340円(前日比+155円)で取引を終えています。
※先物の価格は、9月末の配当落ち分が日経平均日で約120円安くなっていましたが、配当落ちをしたため、同額になっています。
日米の指数を比較すると、下値が固かった日経平均でしたが、昨日の日本時間では少し売りが加速して、危ない形になりました。
16年のブレグジット、米大統領選の時と同じく、日本時間で売られて米国時間で回復するパターンとなり、配当落ちを考慮するとほぼ元に戻っています。
菅内閣発足後、デジタル庁を目玉に規制改革への期待感が続いています。
内閣の方向性に注目が集まっています。
二階幹事長はインタビューで新型コロナの追加経済対策の検討を表明しています。
米国同様に追加経済対策が出ると、落ち込んだ個人消費がどこに流れていくのか、注目されそうです。
また、21年度の予算の概算請求も始まっており、各省庁がどのようなロードマップに基づき予算を請求するのか、チェックしていきたいと思います。
さて、チャートに目を戻すと、為替チャートが上値が重たくなってきています。
現在、105円で推移していますが、再度円高に振れそうです。
このことを考慮すると、日経平均は再上昇していますが、徐々に上値は重たくなり、横ばいのような値動きとなりそうです。
思惑が交錯する環境下でもシステム関連、NTTドコモの件を皮切りに5G関連が動き出しています。
注目があつまるデジタル庁に続報も出てきており、目下の相場はDX関連が引き続きけん引していきそうです。
これから11月の大統領選に向けて、材料に振り回される相場が続きそうです。
個別銘柄を攻める際、その企業の成長性や現在の旬なトレンドを捉えて攻めていきましょう!
それでは、本日の相場もZEN力で!
追伸、やはり増税を推進のバイデン候補が有利になると売られるパターンが確認されましたね。