おはようございます。
米国市場
米国市場はは大幅回復。
NYダウは1,293ドル上昇しており、アップル、マイクロソフトがけん引しています。
ふと、米国経済について、考えてみるとGAFAやマイクロソフトを中心としたプラットフォーマーによるデータ占有が加速している現状で、人を介さず世界から手数料を取ることができる仕組みがあります。
人、モノの移動に依存していない大手企業が多く、また依存している企業はボーイングなど、世界的にもシェアが高い企業が多いですね。
確かに今回の下落は大きいですが、リーマンショック以前の高値とリーマンショック以降の上昇幅を考えると、いかにGAFAなどプラットフォーム企業の存在感が際立ちます。
(NYダウチャート)
これはバブルではなく、日本の高度成長を支えた自動車、家電の大企業の成長に関連したサービス(主に広告)の売上を吸い上げられていると考えると、日米の上昇差の根拠を整理することができます。
昨日のコメント
「コロナによる移動制限の影響を受ける多くの企業は売り込まれていますが、新たなトレンドを作りそうな企業がソロソロ買い戻されてくるのかなとみています。」
一時的に下げることはありますが、下げれば下げるほど、債券利回りが1%付近まで下落していることも踏まえて、GAFA、マイクロソフトの伸びしろを考えると買われそうです。
結果として、株価は下値は固くなりそうです。
ただ、反転上昇するには2~3カ月の期間が必要だとみています。
日本市場
日本市場の日経平均先物(夜間)の終値は21,270円。
昨晩の米国市場反発を受けて、上昇していますが、先のコメント通り、人やモノの移動に依存している企業が多い日本企業は回復が遅れています。
また、中国とのサプライチェーンのつながりが多いため、エアコンなど製造が困難になっており、需要に対して供給が不足しているメーカーが出てきています。
そのため、現在冷え込みつつある需要も、コロナウィルスの落ち着きと共に一気に反動が出てきそうです。
よって、現在のリバウンドは強力でなないかもしれませんが、徐々にパニックは落ち着いてきそうです。
新しい動きとして、今回の件で、少し形骸化していた「働き方改革」が、大企業や役所などにも働き方の多様性が出てきそうですね。
その際に活用されそうなサービスをチェックしておくと面白くなりそうです。
それでは、本日の相場もZEN力で!
引き続き下値比較をしながら、強弱を見ていきましょう!