決算発表が始まる

おはようございます！

昨晩の米国市場は、ＮＹダウ28679.81ドル（-15.11ドル）、ＮＡＳＤＡＱ11863.90ポイント(-12.36ポイント）と調整しています。

ジョンソン＆ジョンソンが開発中のコロナワクチンの治験を一時中止を発表、イーライ・リリーは当局から抗体治療薬の治験の一時停止を勧告されたようで、新型コロナワクチン開発への失望が出ているようです。

また、ＪＰモルガンが決算発表し、売上高に当たる純営業収益が前年同期比が微減でしたが、市場予想を上回っています。貸倒引当金が60％減となっており、利益を押し上げています。

ただ、ダイモンＣＥＯは「追加経済対策により業績改善の可能性はあるが、状況の不透明感は非常に強い」と話しており、今後について慎重なコメントを発表しています。

貸倒引当金についても、準備額が十分かどうか見通しが立てないともコメントしています。

同社のビプスザック最高財務責任者（ＣＦＯ）は、貸倒損失について、21年後半までは大きく拡大するとみていないが、理由は単にタイミングの問題と話しています。

支援策で時間稼ぎをしている間に、雇用状況が回復するといいが、停滞が続くと貸倒損失が膨らむとみているようです。

時間軸を来年まで広げると、業績が悪化する企業は多くなりそうですね。

◎ＪＰモルガン7～9月期の純利益4％増

ＮＹダウ、ＮＡＳＤＡＱの株価はこちらをご覧ください。

◎ＮＹダウ、ＮＡＳＤＡＱ市況

日経平均について

昨晩の日経平均先物は、23525円（日経平均前日比-77円）で取引を終えています。

米国の伸びに対して反応が薄かった日経平均ですが、下げにも反応は薄いようです。

23500円よりも上で推移していることから、今週は上値を狙うターンです。

ただ、現在の相場はけん引している企業は不在で、先物を中心に売買がされているとみています。

短期的な資金による上昇と考えると、日経平均の値動きは地力が強いわけではないため、値幅は狭くなっているとみています。

環境はこのあたりで横ばいで推移していくれれば、個別銘柄は各期待感で伸びるパターンが多いため、引き続き、政府によるデジタル化推進や５Ｇインフラ、iPhone５Ｇ発表に伴い、電子部品などの見直しをcheckしていきたいと思います。

在宅勤務の増加を考えるとクラウドへの移行は進みそうですね。

それでは、本日の相場もＺＥＮ力で！

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