昨日の米国市場はハイテク株が弱い

朝の相場日誌




【5月20日(月)米国市場】

おはようございます。
米国市場は3指数とも続落となりました。
中国華為技術との原則取引規制の措置がハイテク株の重しとなっています。
アリババ、アルタバは5%下落、アップル3.13%下落、グーグル2.02%下落しています。
また、これまで1400を超えていた半導体指数は1300台半ばまで下落しており、半導体関連も弱含んでいます。
ハイテク株が弱含んでいることから日本企業の製造業を中心に影響が出てきそうです。
  • NYダウ   25679.90ドル  前営業日比  ‐84.10
  • NASDAQ      7702.38    前営業日比  ‐113.91
  • S&P500       2840.23    前営業日比  ‐19.30
  • CME225(円建て) 21,170円  日経比  ‐132
  • ドル円 110.09
  • VIX指数    16.31  +0.35
  • 米国10債利回り 2.42%
  • 原油 63.18
  • フィラデルフィア半導体 1345.58

 

「私の相場観」

今朝のシカゴの終値の日経平均先物は21170円となっており、今日の日経平均21150円円くらいから始まりそうです。
20日夜間に21430円を一旦つけています。
米政府による中国華為技術への取引規制を受けて、各企業が方針を出し始めました。
本日のピックアップにも取り上げていますが、グーグルが華為技術へアンドロイド提供を中止するとの報道されています。
摩擦の加速は大きな流れでみると日本企業には良いことなのですが、短期的な目線では業績への影響が出てきます。
上場企業の20年3月期の業績予想が減益となっている企業が多いのは、企業は警戒しているようです。
出典 日本経済新聞

昨日の日誌にも記載していますが、日経平均も4月24日高値22,362円から5月14日の安値20,751円と1,611円下落しています。

戻りの幅としては半値戻しが21,556円を目安に見ていますが、昨晩は21430円が上値となっており、やはり重たいようです。

上昇力が弱い市場だという前提のもとに、投資戦略を考えていきたいと思います。

 

 

今回の業績発表で、好業績だった企業への株価の反応は良かった銘柄を中心に注目していきたいと思います。

それでは、今日の相場もZEN力で!
がんばっていきましょう!

 

 

「ピックアップ」

 

防戦ファーウェイ、強気と不安 グーグルが供給停止も

出典 日本経済新聞

 

 

→華為技術がグーグルのスマホOSアンドロイドを使えなくなった際のOS対応について、中国国内は対応できそうですが、海外で使用されているスマホは厳しくなりそうですね。

グーグルは地図を持っており、今後の自動運転技術やつながる車のことを考えると海外でのアンドロイドのニーズは高くなりそうです。中国は今後内需強化へと舵を切っていくのでしょうかね。

日本はというと、今回の米中貿易摩擦の影響は受けますが、TPPを締結していたことにより、商圏確保ができていたことは、救いとなりそうですね。

 

 

追伸、昨晩の国内市場、相場考察は急用のため、お休みとさせていただきました。