5月29日水曜日の日経平均終値は21,003円と256円安となりました。
昨晩の米国市場の下落を受けて日経平均は3桁の下落となっています。
5月14日の下落後、下げ幅の半分である21,500円付近まで戻すことができず、高値を徐々に切り下げてきました。
米中貿易摩擦の激化に伴い、下期業績予想に対する不安感が払しょくされずにいます。
また、EU議会もポピュリズムが台頭しだしており、為替がやや円高傾向になりつつあります。
日本の株式市場にとって、逆風が強まっている状況です。
日銀の買い支えはありますが、相場全体にエネルギーが不足しています。
また、米国市場では10年債利回りが2.3%を割り込んでおり、米国も景気減速が始まってきているようです。
決算発表も終わり、材料不足であるため、上値はいよいよ重たくなってきそうです。
このように相場環境が悪いなか、個別銘柄への期待は強弱があるようです。
強弱を読み解くためにも、パターン分析できる力が必要になってきますね。
5月29日(水)市況
- 日経 21003.37円 ‐256.77円
- マザーズ 920.59 ‐98
- ジャスダック 3362.91 ‐15.50
- 日経平均VI(ボラティリティ・インデック) 18.49 +0.81
- 為替 109.20
本日のS高 4社
- 2144 やまね
- 2586 フルッタ
- 5724 アサカ理研:中国レアアース対米輸出規制報道
- 6195 ホープ:上方修正を好感