6月6日(木)の米国市場から今日の株式市場を考える

朝の相場日誌




おはようございます。

 

 

米国市場は3指数は続伸しています。

米政府がメキシコへの関税導入を先送りすることを検討しているとの報道を受けて、懸念が払しょくされているようです。

 

トランプ米大統領は対中関税について、少なくともさらに3000億ドル分上乗せする可能性があるとし、対中貿易の措置については、G20での首脳会議後に決定すると述べています。

 

これらを受けて、米株式市場は全体的に買い戻されています。

特にけん引する企業やセクターはないのが、今の買い戻し相場での特徴のようですね。

 

5月16日から6月3日までの下げ幅は1,277ドル。

半値戻しが25,318ドルを超えており、米国はやや戻りが強いようです。

 

移動平均線の25MA付近まで戻ってきています。

ここからの値動きに注目しています。

 

 

 

 

【6月6日(木)米国市場】

 

  • NYダウ   25,720.66ドル  前営業日比  +181.09
  • NASDAQ      7615.55    前営業日比  +40.08
  • S&P500       2850.50    前営業日比  +17.34
  • CME225(円建て) 20,845円  日経比 +71
  • ドル円 108.38
  • VIX指数     16.09  ‐0.88
  • 米国10年債利回り 2.12%
  • 原油 53.01
  • フィラデルフィア半導体 1363.13

 

「私の相場観」

さて、6月6日木曜日のCEMシカゴ日経平均先物の終値は20,845円。

本日の日経平均は20,840円付近から始まりそうです。

 

昨日の日経平均は、小幅な値動きとなりました。

様子見ムードとなっています。

 

メキシコへの関税が先送りされることは、好感される材料ではあります。

しかし、為替が108円付近と110円よりも円高に振れているため、やや上値は重たくなりそうです。

 

引き続き、全体としては弱含んでいるため、上げ幅は限定的だとみています。

5月中旬からの下げ幅は1,141円。

半値戻のは20,859円。

このあたりの価格では上値が重くなっています。

 

このレンジの価格帯で横ばいが続けば時間と共に再下落となってきそうです。

 

 

さて、個別銘柄は強弱を見極めて再投資を狙っています。

この時期は、銘柄ごとの戦略を整理しておくことがとても大切になります。

投資計画をしっかり立てて攻めていきましょう!

 

それでは、今日の相場もZEN力で!