7月8日(月)米国市場から今日の値動きを考える

朝の相場日誌




おはようございます。

参議院選がはじまり、各党の選挙活動が活発ですね。

各党のマニフェストを見ながら、しっかりと参政していきたいと思います。

 

さて、先週金曜日の米国市場は3指数とも小幅下落となっています。

続伸が続いていいた米国市場は利益確定に押される形になっています。

米雇用統計が発表され、アナリスト予想よりも上振れしていました。

これにより、金融当局の利下げ期待がやや後退したことも要因のようです。

今回の上昇の原動力は利下げへの期待感が大きかったため、その反動ですね。
また、上昇してきた特徴として「けん引役不在」というのも特徴です。
「金融相場」と「業績相場」と分類されることがありますが、今回の上昇は「金融相場」と考えることができそうですね。
この相場で気を付けることは、今週末の授業で解説できればと考えています。
さて、日経先物についてです。
小幅下落となっています。
21700円付近から、少し上値が重たくなっています。
月足の移動平均線付近に近づいているため、上値が意識されているようです。

下値は13線を先週越えたためマインドは回復傾向にあり、底堅くなっています。今週、13週よりも上を維持できるか注目です。

 

また、今週金曜日はSQ。

相場の雰囲気が変わるキッカケになることがあるため、今週の値動きは注意が必要です。

 

現在の為替は108円。

※トヨタの為替設定は110円。

 

下げると日銀が買うため下値は固そうですが、どうなるでしょうか。

上値で買う外国人が不在のため、日本市場は上値は重たい…。

※6月の外国人投資家動向は5241億円の売り越し。

 

結果として、材料に乏しく、横ばいか小幅な値動きで推移しそうです。

 

環境が横ばいであれば、中小銘柄は再評価されることが多いです。

各企業の成長性やこれまでのチャートの形を見極めて投資をしていくことが必要ですね。

 

それでは、今週の相場もZEN力で!

 

 

 

【7月5日(金)米国市場】

 

NYダウ     26922.12ドル  前営業日比  ‐43.88

NASDAQ      8161.79    前営業日比  ‐8.44

S&P500       2990.00    前営業日比  ‐5.41

CME225(円建て) 21,665円  日経比 ‐81

ドル円 108.43

VIX指数     13.28  +0.71
米国10年債利回り 2.01%

原油 57.73

フィラデルフィア半導体 1461.70