9月2日(月)米国市場から今日の値動きを考える

朝の相場日誌




おはようございます。

30日(金)米国市場は、小幅な値動きとなっています。

米中貿易摩擦の進展には疑問が出てきているようで、今回の大幅下落を帳消にするほどの力は不足していました。

 

9月1日よりトランプ米政権は対中関税第4弾となる1,200億ドル規模の輸入品に15%を上乗せを発動しました。

中国も報復として米国からの輸入品に750億ドル分の追加関税をかけています。

このことにより、実経済への影響が出てくるため、上値は限定的となりそうです。

いずれにしても、上値が限定的だとの見方をしておいた方がよさそうです。

NYダウは26,000~26,400ドル付近が上値抵抗として引き続き警戒しておきます。

9月は、急落に注意しております。

 

 

「ピックアップニュース」

日経平均先物について

 

8月末の日経平均先物は、8月26日の早朝に20,000円を一時割れてから、リバウンド相場となっています。

現在は20,600円付近で推移しており、想定レンジの上限と考えている20,700円に近づいています。

 

9月相場に入り、上記の通り、米中貿易摩擦が激しくなります。

この影響が企業業績に影響が出てくるため、投資マインドは冷え込みそうです。

また、10月には消費増税が控えており、警戒している投資家が多くなりそうです。

相場全体に力は弱くなりそうです。

9月は、急落することも考えています。

資金管理をしっかりとしておきましょう。

 

なお、個別銘柄はマザーズ指数に見られるように、やや小型が弱含んでいます。

しかし、7月末~8月中旬の決算発表後に強含んでいる銘柄もあります。

強弱を見極めて、投資していきたいと思います!

それでは今週の相場もZEN力で!

ピンチはチャンス!

 

 

~メモ~

※日電産の為替設定105円(7月発表現在)

※トヨタの為替設定110円→106円に変更

 

【8月30日(金)米国市場】

NYダウ     26403.28ドル  前営業日比 +41.08

NASDAQ      7962.88    前営業日比 -10.51

S&P500       2926.46    前営業日比  +1.88

CME225(円建て) 20,665円  日経比 -39

ドル円 106.00

VIX指数    18.98
米国10年債利回り 1.51%

原油 55.16

フィラデルフィア半導体 1504.92