米中貿易協議を控えて、様子見ムード

朝の相場日誌




 

おはようございます。

7日(月)米国市場は、3指数とも反落となりました。

週後半に開かれる米中協議の不透明感から、運用リスクを回避する動きとなったとみられていますが、これまで上昇に対する調整となっているようです。

 

昨日のコメントにも記載していましたが、

9月からの上昇の背景は、

 

①米中協議への期待感

②米利下げ期待

③堅調な米経済

 

この3つへの期待や再評価で上昇していると考えられています。

ただ、27,000ドルの上値抵抗は18年10月以降、続いている水準です。

ややこの上値が警戒されているようですね。

 

終末の協議に注目が集まる中、決算発表も控えています。

一部半導体関連やシステム系は強い値動きになっているため、これからの動きに注目です。

現在、横ばいが続い場合、一度上下に振れることが考えられます。

SQ明けの相場となる中旬以降は特に注意はしておきます。

 

 

「ピックアップニュース」

リンク先:日経新聞

日経平均先物について

米国市場は調整しています。

日経平均先物は100円高となっていますが、昨日の日中に小幅下落となっているため、全体で比較すると弱含んでいますね。

やや円安に振れてはいますが、相場自体にエネルギーがないようです。

 

決算発表が本格化するのを控えており、様子見ムードとなっているようです。

想定レンジは22,000~21,000円をみていますが、レンジを少し狭めると21,700円~21,100円。

 

日経先物が10月に入ってつけた安値は、3日の夜間につけた21040円。

 

上値は、目先の下値レンジは21,500円を軽く下回ってきましたので、戻りの上昇は弱くなるとみています。

戻りのなかで21,750円付近も重たいポイントとなりそうですが、今のところ、想定の上値ポイントよりも下で推移しています。

 

終末の米中協議に注目が集まるなか、外需は米中貿易摩擦の影響が出始めており、企業業績が懸念されます。

昨年10月から下落しているため、ある程度の悪化は織り込んでいるようですが、2Q以降の業績発表付近は警戒しておいた方がよさそうです。

 

一方で、米国市場のところでも記載していましたが、一部システムなど企業は好業績が続いております。

個別銘柄ごとの強みを分析して、投資をしていきましょう!!

 

それでは本日の相場もZEN力で!

 

ピンチはチャンス!

 

 

~メモ~

※日電産の為替設定105円(7月発表現在)

※トヨタの為替設定110円→106円に変更

 

【10月7日(月)米国市場】

NYダウ     26,478.02ドル  前営業日比 -95.70

NASDAQ      7956.29     前営業日比 -26.18

S&P500       2938.79     前営業日比  -13.22

CME225(円建て) 21,475円  日経比 +100

ドル円 107.22

VIX指数    17.86
米国10年債利回り 1.55%

原油 52.91

フィラデルフィア半導体 1563.17