【朝の相場日誌】米国リバウンド

朝の相場日誌




 

おはようございます!

9日水曜日の米国市場は、NYダウ27940ドル(+439ドル)、NASDAQ11141ポイント(+293ポイント)と反発しました。

 

利益確定が一巡した様子で、半導体などハイテク株を中心に押し目買いが入っています。

NYダウの上昇寄与は、セルフォース、マイクロソフト、アップルが上位に入っており、アマゾン、ツイッターも買い戻されています。

ここ数日で大きく下げたテスラ、Zoomにも資金が戻っており、10%を超える上昇となっています。

大きく上昇していたテスラは期待されていた採用が外れました。それを受けての利益確定売り、失望売りが一緒になったため、下げ幅が大きくなっています。

外れた期待感は新高値を超えるエネルギーを集めることは難しくなります。

 

また、業績期待がある他のハイテク株にも、高値への警戒感が出始めるため、上値は徐々に重たくなりそうです。

昨晩の上昇が続くか、注目したいと思います。

 

 

〇世界の企業が資本増強を急ぐ

 

日経平均について

 

日経平均先物は、23195円(日中の日経比+162円)で取引を終えています。

米国市場との連動が弱くなっていますね。

下落もそこまでついていかなかった分、上昇の反応も薄いようです。

 

本日の注目点は、上値を7日以降の高値を超えることができるか、

8日につけた22,310円、昨晩の夜間の高値23,240円が注目する価格となります。

これらの価格をしっかりと超えることができなければ、上値は重く、下値は少し固いという、緩やかに下げるパターンとなっていきそうです。

 

ちなみに、明日の朝の金額がSQ(先物清算値)です。

明日以降は、清算値の価格も一つの新たな基準となっていきます。

 

指数は横ばいから緩やかな下落傾向に入るとみています。

一方で、個別銘柄は昨日の値動きもそうでしたが、成長性銘柄には資金が入ってきています。

コメントにも書きましたが、緩和マネーはだぶついているようで、新たな投資先を探しています。

 

短期売買のパターンとして、3696セレスのように大きく上昇した後に横ばいが続いているような値動きは、1週間以内の投資としてはおもしろくなるかもしれません。

引き続き、大陽線パターンなど検証をしていきましょう!

 

それでは、本日の相場もZEN力で!