おはようございます!
本日、自民党総裁選の投票日です。
新たな総裁が選出され、16日に首相指名選挙になります。
アベノミクスから〇〇ノミクスへと第2ステージに入りますね。
新内閣の顔触れ、経済政策に注目していきたいと思います。
さて、11日木曜日の米国市場は、NYダウ27,665ドル(+131ドル)、NASDAQ10,853ポイント(-66ポイント)とマチマチとなっています。
ハイテク株には引き続き利益確定売りが続いています。
NASDAQの月足を振り返ると、調整に入ると2~3カ月続くパターンがあるため、ちょうど大統領選が控えている11月付近までは軟調な値動きとなりそうです。
NYダウをみると、これまで売られていたキャタピラーなど旧来型の銘柄に買いが入っており、NASDAQから引き揚げられた資金が一時的に割安とみられている株に入っているようです。
米国の政治要因を見ると、追加の米経済対策を巡る与野党協議が進んでおらず、大統領選前の成立が困難になっているようです。
このことから、決算発表を終えた現在、追加の経済対策の話がなければ、新型コロナワクチン期待以外に期待感が広がる材料がないため、8月高値を超えるのは難しいとみています。
日経平均について
金曜日の日経平均は、23406円でとなりました。
SQ明けは陰線になるとみていたのですが、想定と異なり上昇へ。
日銀の買い入れもなく、買われました。
上値は重たいとみていますが、思いのほか強かったので、再考します。
先物の夜間終値は23185円と、配当落ち分があるため、わかりにくいですが金曜日比で-5円となっており、ほぼ変わらない水準です。
米国のハイテク株の利益確定された資金の一部が、バフェットの判断に追随して、日本株に資金が流れ始めているのかなと考えたりしています。
NYダウの出遅れ株が買われていることを考えると、日本株も化学、機械、自動車などで遅れている株に短期的な資金が入りそうです。
また、NASDAQが調整していることを考えると、これまで調子がよかったマザーズ市場は少し陰りが出そうです。
今日明日の値動きを見ながら、シナリオを再考していきたいと思います。
それでは、本日の相場もZEN力で!
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