米国市場は小幅な調整へ

朝の相場日誌




おはようございます。

さて、31日(木)米国市場は、3指数とも下落、調整となっています。

FOMCの利下げ決定を受けて、上昇していた米国市場でしたが、利益確定売りや米中貿易摩擦の影響を受けやすいボーイング、キャタピラーなどが売られて下落しています。

 

ただ、巨大IT企業の好決算の影響か、ハイテク関連の下値は固いようです。

 

NYダウは27,000ドルの節目もあって、上値が重たかったため、一旦調整の値動きとなっていると考えています。

主力の決算を見る限り、業績悪化の懸念はないようですので、環境は大きく崩れる懸念は払しょくされているのではないかとみています。

 

 

「ピックアップニュース」

リンク先:日経新聞

日経平均先物について

日経平均先物は、23,000円を狙っていましたが、一昨日から調整に入っています。

昨日木曜日は、米国の上昇を受けて一時上昇しましたが、その後は売られ、23,000円は意識されていました。

 

そして昨晩の米国利下げや香港経済の景気減速などの影響からか、円が買われて円高傾向にあるようです。

これらを受けて、日経平均先物が下落をしています。

 

10月中旬からの上昇を支えてきたアドバンテストが約9%下落。

好決算を出しましたが、期待感が一巡したようです。

 

ちなみに、決算関連で、ソニーの画像センサーへの投資拡大、昨日のTDKの決算発表で2次電池向けが伸びていることなどは、メモしています。

 

また、デンソーの下方修正と為替設定が107円ということは、昨晩の少し円高に振れたことに対してアドバンテージが少なく、上値は重たくなるのかなとみています。

 

日経平均は調整に入っていますが、半導体、電子部品関連が押し目になるか注目ですね。

 

発表と株価の反応に注目しながら、チャンスに備えていきましょう!!

 

それでは本日の相場もZEN力で!

 

~メモ~

※日電産の為替設定105円(10月発表現在)

※トヨタの為替設定110円→106円に変更

 

【10月30日(水)米国市場】

NYダウ     27046.23ドル  前営業日比 -140.46

NASDAQ      8292.36     前営業日比 -11.62

S&P500       3037.56     前営業日比  -9.21

CME225(円建て) 22,715円  日経比  -212

ドル円 108.02

VIX指数    13.22
米国10年債利回り 1.69%

原油 54.11

フィラデルフィア半導体 1651.22