おはようございます!
6日火曜日の米国市場は、NYダウ28148.64ドル(+465.83ドル)、NASDAQ11332.49ポイント(+257.47ポイント)と大幅上昇となりました。
両市場とも25MAを超えており、再度上値を狙うパターンに入っています。
米トランプ大統領が米国時間の5日6時半に退院することが明らかになったことから、米政治の混乱に対する過度な警戒が和らいだようです。
また、追加経済対策の与野党強が進展しているとの見方が出ていることも後押ししているようです。
NYダウの上昇寄与をみると、バイオテクノロジーのアムジェン、ユナイテッドヘルス、マイクロソフト、セルフォース、キャタピラー、アップルと続いており、医療関連、ハイテク関連がけん引。
その他主要銘柄は、ネットフリックス、アマゾン、ツイッターが堅調に推移しています。
決済サービスのスクエアが上場来高値を更新しており、またエヌビディアやクアルコムなど半導体関連も買われています。
上昇が目立っているのは、ハイテク関連、クラウドサービス、半導体、医療の分野で、業績成長が期待できる分野になっています。
日本市場でも同様のジャンルが伸びそうですね。
日経平均について
昨晩の日経平均先物は、23,420円(前日比+108円)で取引を終えています。
5日の日中に23312円(前日比+282円)まで伸びていたこともあり、夜間の伸びは小幅になっています。
本日の注目ポイントは、昨晩からの勢いで23,500円の壁を超えることができるかどうか。
強力な抵抗帯でもある23500円付近で、10月2日から急角度で上昇していることも含めて考えると、寄り天(始値が一番高い)注意となりそうです。
日経は寄り天で少し値幅は小さくなるかもしれませんが、環境は横ばいで安定していることが大事で、その間、個別銘柄がそれぞれの期待感で伸びてくることを期待しています。
個別銘柄は、米国市場でもシステム、クラウドサービス、決済、医療、半導体が伸びていたことから同様のセクターは物色されそうです。
引き続き、5G関連も踏まえてチェックですね。
本日の日経記事でピックアップしたいのは、こちらの記事です。
(ピックアップポイント)
・金融庁や東証は年度内に21年の企業統治指針(3年ごと改定)の見直しに向けて協議。管理職の多様性の確保を加速させたい。
・国際金融都市構想実現のため、海外からの人材を呼び込む。そのため、税制措置や行政の英語対応、在留資格など非関税障壁を政府と一体感を持って取り組むこと。
※税制で日本の課税所得1000万円の人への所得税率33%は、香港17%、シンガポール15%に比べると高い。自民党外国人労働者特別委員会は減税を主張していること。
菅首相は、実現性の高い現実路線を進んでいく方のようです。少子高齢化に対策の一環として、外国人労働者をある程度認める動きになりそうです。
それでは、本日の相場もZEN力で!