おはようございます。
改めまして、あけましておめでとうございます。
本日は大発会です。
いよいよオリンピックイヤーの2020年の相場が始まりますね。
年末年始の休暇中に、米国とイランの対立が激化しており、地政学リスクが高まっています。
これにより、1月3日の米国市場は大きく下落、また、原油価格も上昇しています。
ドル円の乱高下が激しく、一時111円まで円安に振れていましたが、米国とイランの対立を受けて、108円前半と一気に円高に振れています。
一時的につけた111円の価格があるため、円安への期待感は減退しそうです。
これにより、1Q終了後に円高シフトを組んだ上場企業の今期業績への期待感も108円水準のアドバンテージで落ち着きそうです。
期待感が一巡したこと、中東への依存率が高い日本にとって、原油高の影響を受けるとみられているようで、日経平均先物は大きく売られています。
23,135円と、23,500円付近の下値を固めることはできず、23,200円付近まで大きく下落して始まりそうです。
個別銘柄も一緒に下落することになりそうですが、1月末の決算発表までに、主要な移動平均線などの下値めどでどのような値動きになるか、注目したいと思います。
特に、毎年1月に開かれる世界最大級の家電見本市、CES2020が開催されます。
5Gは特にキーワードになっており、関連する企業への投資意欲は高いです。
環境による下げと、企業業績への懸念による下げは分けて考えていく必要があります。
各企業の値動きをしっかりと見極めていきましょう!!
それでは、今年の相場もZEN力で!
「ピックアップニュース」
引用・リンク先:フォーブス、BRIDGE
(メモ)
上場企業は8月の決算発表時期に為替が104円へと円高になったため、円高シフトを組んでいる。
現在の為替は109~108円で、今期業績への懸念はやや払拭されている。
※日電産の為替設定105円(10月発表現在)
※トヨタの為替設定110円→106円に変更