おはようございます。
金曜日の米国市場は「聖金曜日」で休場でした。
日経平均先物の夜間は、金曜日終値比で179円安となっており、19500円付近の上値が重たいようです。
投資主体別動向をみると、2月後半からの外国人の売り越しが続いています。
3月1週 153,557百万円
3月2週 679,379百万円
3月3週 413,426百万円
3月4週 951,784百万円
4月1週 65,473百万円

ただ、4月に入り少し売りの勢いが収まっているようです。
下げる要素は少し薄れていますが、上値を買う勢力も弱いため、19,500円~20,000円付近で推移しそうです。
個別銘柄では4月10日に決算発表をした安川電機。
20年2月期は、売上高が前年同期比で13%下落、営業利益は55%減となっています。
なお、21年2月期の通期予想は新型コロナの影響で不透明なため、開示せず、1Qのみの発表となっております。
会計基準の変更のため、1Qは前年比の開示はありませんが、ざっくりとみて、売上は15%減、営業利益は44%減と減収減益となりそうです。
これを考えると、製造業の大半は厳しくなりそうです。
一方で、特殊技術を持っている製造業は外国勢から狙われる可能性もあります。
安値比較をしていきます。
また、株価が急落していることから、技術を持った上場している子会社など、TOB(公開買い付け)による完全子会社化や経営陣によるMBOを行い非上場となるケースが少し増えてきそうです。
月足チャートや決算内容を見極めて、見通しが立つのはいつごろか、注目していきたいと思います。