【朝の相場日誌】米国ワクチン開発に期待で株高へ

朝の相場日誌




おはようございます。

 

NYダウは991ドル上昇し、24,597ドル。

また、NASDAQ、S&Pとも上昇しています。

 

〇米モデルナ、ワクチン治験で抗体確認(日経新聞)

 

米モデルナがCOVID19のワクチン開発で有効な抗体を獲得できたと発表。

7月に最終段階の治験に移行、早期の量産を目指すとのこと。

 

この発表を受けて、これまで売り込まれていたボーイング株が急上昇。

スリーエムや合併の話が出ていたゴールドマンサックスなどが買い戻されています。

 

3月以降、堅調だったハイテク株は緩やかな動きとなっています。

そのため、工業株の指数であるNYダウの伸び幅ほど、NASDAQは上昇していませんね。

 

今回の抗体治験は7月に行うと発表されていることから、スケジュールにチェックをしておきます。

一方で、米中間のハイテク技術における摩擦は激化しています。

「新冷戦」となれば、株高の要因となることも考えられます。

 

いずれにしても、5Gやハイテク株への投資意欲は衰えないとみているため、チェックを強化していきたいと考えています。

 

COVID19へのワクチン開発への期待、実経済の落ち込み。

時間と共に、株価には業績が反映されてきます。

しっかりと、企業成長の内容を考えて、時間軸を検討していきましょう!

 

 

次に、日経平均先物についてです。

昨晩は夜間に下落して、20000円を割り込んだところが目先の底となり反発しています。

 

先日のコメント

「20,000円~20,500円のレンジで、時間調整後に下げに転じるのかなとみています。」

 

一旦、下振れたのですが、昨晩のニュースを受けて、再度上昇。

20,600円付近からスタートとなりそうです。

 

前回の高値付近ということもあり、抵抗帯になりやすい株価位置です。

先週の個別銘柄の売りポジションは戻りは限定的だとみています。

 

業績や成長性を見定めて、「買い」と「売り」のバランスを取っていきます。

 

 

ちなみに、5Gに関するニュースをピックアップ。

〇ファーウェイ、5G開発停滞 TSMCが新規受注停止

 

 

米国からの圧力の一環で、台湾の半導体受注生産最大手のTSMCが、中国ファーウェイの新規受注を止めると発表しています。このことを受け手、現在、駆け込み需要で大量に注文が入っているようです。

この影響は21年前半から徐々に影響が出るとみられています。

 

 

米中新冷戦は本格化してきそうです。

実は、これもチャンスなのかもしれませんね。

 

引き続き、頑張っていきましょう!

本日の相場もZEN力で!

 

 

〇本日の決算発表

 

ピークを過ぎて少なくなってきました。

 

・キーコーヒー

・ヤマシン

・シャープ

・古河電気

・寿スピリッツ