【朝の相場日誌】タガを外す ボルカールール緩和

朝の相場日誌




おはようございます!

昨晩の米国市場はNYダウ、NASDAQは反発しています。

COVID19の感染拡大に嫌気して下落して始まりましたが、米連邦準備制度理事会(FRB)、通貨監督庁(OCC)、連邦預金保険公社(FDIC)は、米金融機関の投資規制であるボルカールールの変更を承認が発表され、金融株が買われて反発となりました。

 

◎米当局、ボルカールールの緩和承認

 

OCCFDICは金融機関が関連会社とデリバティブ取引(金融派生商品)を行う際に証拠金を確保する要件を撤廃した。これにより、金融機関の手元資金が推定400億ドル(約4兆3,000億円)増える可能性があるといわれています。

規制緩和により金融市場を下支えする資金を確保するのが狙いのようです。

金融バブルが発生しないように、銀行と証券会社の役割を定めていたボルカールールですが、撤廃したことにより、2極化相場が加速することになりそうです。

 

※【用語解説】ボルカールールとは

 

 

NYダウの反発を支えたのは、ゴールドマン、JPモルガン、アップル、ユナイテッドヘルスで、金融株と業績好調のアップルで、旧来型の製造業であるボーイングは続落しています。

これまで下落傾向にあった旧来型のなかでも、規制緩和により投資額が増えることになった金融株が恩恵を受けており、その恩恵でさらに買われることになりそうな業績好調銘柄がさらに伸びるイメージを持っています。

恩恵が薄いボーイングは厳しい状況が続いているようです。

 

 

日経平均先物について

 

日経平均先物は22,460円で取引を終えています。

昨日、大陽線パターンから、下値を探る形になっていました。

25MAよりも上でしたが、崩れ始めるときの初動の形となっており、その後、夜間取引で22010円まで下落。

ただ、米国時間に規制緩和が発表されて、NYダウに続いて買い戻されています。

22,500円を超えることができるかに注目が集まりそうです。

 

米国内の規制緩和で上昇しているため、日本企業にも恩恵があるかというと、やや薄いですが、雰囲気で戻せるかどうか、注目しています。

 

強弱の分岐点となる価格は、22,500円よりも下であれば、今週月曜日の始値が22,354円。

この価格を超えることができなければ、週足が陰線になってしまい、5週線を下回るかたちになります。13週線くらいまでの調整が入る可能性が高まるとみています。

 

いずれにしても、日経平均が調整期間であるため、小型株に注目が集まります。

一方で、小型株もそれなりに上昇してきているため、高値警戒が強まりつつあります。

短期投資は利益確定時期であり、中長期投資(今期業績期待、2~3年後の業績期待)は下落後の買タイミング、持ち株がある程度含み益が減ることを考えておきましょう。

持ち株の含み益が減るのをヘッジするために空売りをする方も出てきそうですね。

 

ピックアップニュース

◎ワイヤーカード破産申請

→投資していたソフトバングGは約1000億円の出資をしていましたが、ゼロになってしまいました。WeWorkOYOと主力候補だった企業も低迷しており、ライドシェアのウーバー、クラブも高値掴みをしていることから、10兆円ファンドは少し厳しそうです。

 

◎ライブ通販、挑むTikTok

Youtubeが浸透する中、オンライン化が進む中、ライブコマースは面白くなりそうですね。

 

それでは、本日の相場もZNE力で!