【朝の相場日誌】米国休場の時は、トランプ発言に注目

朝の相場日誌




おはようございます!

7日月曜日の米国市場は、レーバーデーで休場でした

 

トランプ米大統領は米中の経済関係を制限する意向を述べています。

米大統領選を控えて、民主党バイデン候補との政策の違いを表しているようです。

 

〇中国との経済関係を大幅に縮小させるートランプ米大統領

 

ブルームバーグ・エコノミクスによると、米中のデカップリング(経済切り離し)した場合、中国の潜在成長率は2030年までに3.5%落ち込む可能性があると分析しています。

それに対し米国の成長率はデカップリングした場合でも1.4%、しない場合でも1.6%になると予想しています。

また、米国が同盟諸国である日韓独仏などと強調して中国とデカップリングした場合、中国の潜在成長率は2030年までに1.6%まで落ち込むとエコノミストは見ているようです。

 

11月の大統領選でトランプ氏が勝った場合、中国との対立姿勢はより強くなりそうです。

両国の間に立つ日本には、チャンスになる可能性がありますね。

 

 

一方で、2030年に向けて成長が期待されるインドの成長率が、新型コロナを機に落ち込んでいます。

現在、落ち込んでいるインドへの支援することは、将来にとっても大切な投資になりそうですね。

 

〇インド、新型コロナ地方発の感染爆発

 

〇インド、新型コロナで12000万人が失職(65日)

 

 

 

日経平均について

 

日経平均先物は、23205円(日中の日経比115円高)で取引を終えています。

昨日、ソフトバングなどハイテク関連が売られて小幅下落となりました。

米国市場が休場だったことあり、買い戻されています。

 

安倍首相辞任、米ナスダックの利確売りが加速を考えると、短期的な上値は重たくなるとみています。

一方で、23,000円を保っており、下値は固いですね。

固い理由として、日銀の買い入れ、トヨタ株などの貸株不足、米中冷戦による日本期待などが挙げられます。

ここから更に上値を追う展開になるためには、新総裁が決まること、新内閣の新たな経済政策が発表されること、そして、国民の信を問う解散選挙で新内閣が信任されること、このスケジュールを踏むことが大事です。

 

特に経済政策にインパクトがあると15年以降引き上げられた外国資本が再度、日本に入ってくる可能性があります。

 

今回の新型コロナで発症率、死亡率、重症化率が低い日本に、拠点を持ちたいと考える企業は増えるのではないかとみています。

 

企業誘致のために、減税特区などを作ることができれば、面白くなりそうです。

ただ、目先は総裁選は914日で、新首相指名までにはタイムラグがあります。

材料不足の時期であるため、調整期間となりそうです。

 

個別銘柄を見るとこれまでけん引してきた5関連やSaaSなどの小型の調整となっています。

一方で、出遅れていたWDBココ、日本MDMなど医療系が動いています。

潮目の代わり処を上手く捉えていきたいですね!

 

それでは、本日の相場もZEN力で!