【朝の相場日誌】金融政策と成長政策

朝の相場日誌





おはようございます!

昨晩も米国市場は3指数とも上昇し、続伸となっています。

チャートとしては、25MAをタッチ後、下値を固めて反発しています。

NASDAQは最高値を再びチャレンジしそうです。

 

5月の米小売売上高が大きく回復しています。

また、追加の景気刺激策として1兆ドル近いインフラ計画の提案されるとの観測もあり、米国内経済回復への期待感により株高につながったようです。

COVID19以降、旧来産業(an old industry)の比率が高いNYダウと、ハイテク産業(新産業)の比率が高いNASDAQに業績と株価に差がありました。

※2極化をわかりやすくするため、旧来産業とハイテク産業と分けて表現をしていきます。

 

昨晩はボーイング、ホームデポ、キャタピラーなどの旧来産業への買い戻しがけん引しています。

金融緩和のジャブジャブの緩和マネーで上昇しているところに、さらなる追加の経済政策が出ると、旧来産業にとっては追い風となりそうです。

 

ただ、投資対象かどうかは、投資する企業が位置する業界が伸びているかどうかが、重要なカギです。

 

 

日経平均先物について

 

日経平均先物は22,295円で取引を終えています。

前日比で287円安となっており、昨日日中に1051円上昇していたこともあり、米国株高への反応は薄かったようです。

いずれにしても、23,000円を突破できるか、注目していきたいと思います。

そのためにも、チャートパターンとしては昨日の大陽線に対して、今後の値動きがZENFS式チャートパターンである「大陽線パターン」になるか、注目しています。

 

ちなみに株価上昇の金融緩和については、日銀黒田総裁は現状の大規模緩和を維持を発表しています。

 

〇日銀、コロナ長期化へ警戒

 

旧来産業にも資金が入るため、暴落への警戒は少し薄れているようです。

後は、政策

 

〇5G基地局、従来計画3倍

 

ぬを!!来ましたね。

基地局投資が加速するということは、ハイテク株(特に5G関連)は伸びが加速していきそうです。

イメージとしては、金融政策で下値固め、成長市場への政策支援で加速といった感じを持っています。

 

また、今回のCOVID19が与えた製造業への問題点は整理しておきましょう。

 

〇コロナと企業

 

世界的なサプライチェーンを組んでいた企業は、地産地消に向かっていきます。

これは日本電産の永守社長も話していました。

この流れも少し頭に入れておくと、今後の回復時間のヒントになりそうですね。

 

さて、今日は5G基地局祭りになるか。

全銘柄S高で、オネガイシマス。

 

それでは、本日の相場もZNE力で!

 

本日は未来編集會です。

18時45分からよろしくお願いいたします。