【朝の相場日誌】米国市場は様子見ムード

朝の相場日誌




 

おはようございます。

 

 

米国市場

 

NYダウは128ドル安。

一昨日上昇した分を帳消しになっています。

ただ、29,500~29,100ドルの範囲で横ばいは上昇中の調整の値動きパターンです。

下に振れたとしても、同レンジに戻れば、再度、上値を狙う可能性があります。

 

コロナウィルスの影響を織り込もうとしていますが、投資家はやや厳しめに見ているようですね。

 

FRBが19年に予防的な利下げをしていることから、株式市場にとっては追い風が吹いています。

もう一段、利下げを実行できるか、金利の同行は環境への影響が大きいため、注目しておきます。

 

 

日本市場

 

昨日の日経平均は78円高となり23,479円となっています。

一時23,800円付近まで回復しましたが、その後売り込まれています。

NYダウと比較すると全体的に弱いですね。

 

コロナウィルスによる今期業績悪化懸念は続いており、引き続き上値は重たいとみています。

下値はというと、現在、週足の大陽線パターンで下値の「際(きわ)」にいることは変わりません。

 

 

ただ、昨日の動きで上値の重さを確認できたため、あとは下値が固まるか、売り勢力が枯れるのを待ちたいところです。

そのためにも、昨日の陰線の範囲内で動いてくれることを期待しています。

 

テクニカル指数で重要な23,500円付近は13週線、25MAがあります。

 

目先のレンジは23,500円~23000円のレンジ。

時間が経過しても回復が弱いと、もう一度一段の下落が考えられます。