不景気になるのに、株価が上がる不思議な期間です。
ただ、このような時は、あくまで上昇するのは業績に裏付けされたものが主力で、株価が下落してPBRなどの指標で、資産に対して超割安となっている企業なども買われることが多いです。
そのため、企業防衛のため上場を廃止する企業も少しづつ出てきやすいです。
昨晩の米国市場で重要なのは、一部中国企業の米国上場制限について、上院が可決したことです。
米中による「新冷戦」となっていきそうですね。
日経平均先物について
CME225先物は20735円で取引を終えています。
昨日の日経比で140円高となっており、20500円を超えて、上値を再度追う展開となりそうです。
ただ、個人的には、上値は重たくなるのかなぁとみています。
一方で、昨日のコメントにも記載しましたが、緩和マネーが株式市場に流入しています。
今朝の日経新聞にも書かれてありましたが、マザーズが堅調に推移しています。
行き場を失った資金は、業績が不透明な外需系の大手上場企業には向かわず、成長期待やCOVID19の影響が少ないと思われる企業に向かっています。
この傾向がもう少し続き、マザーズ銘柄が大幅に上昇してくるようなことになれば、ゆっくり上昇して欲しかった銘柄もバブルに巻き込まれてしまうこともあります。
良いところで掴んでいる銘柄は放置してもいいですが、上昇幅に注意しておくことが必要だと思います。
決算発表後であるため、短期売買が主力になりつつじきではあります。
引き続き、チャンスに備えていきましょう!
本日の相場もZEN力で!
本日の相場もZEN力で!