【朝の相場日誌】金に関する話

朝の相場日誌




 

おはようございます!

17曜日の米国市場は、NYダウ終値27,844ドル(86ドル安)、NASDAQ終値11,129ポイント(110ポイント高)とマチマチな値動きとなりました。

 

米中貿易問題を巡る米中閣僚級会議が延期されたことや米商務省が中ファーウェイに対する事実上の禁輸措置を強化することを発表したことにより、旧来型産業の株が売られています。

 

米著名投資のバフェットが率いるバークシャー・ハザウェイが、ゴールドマンサックスの保有率をゼロに、またJPモルガンの保有率も減らしています。

 

〇バフェット氏、米銀行株保有減(8月15日 日経新聞)

 

 

世界中で大量に量的緩和をしている現状は、長期目線で見ると、お金の価値は下がり相対的に金の価値が上がります。

授業でも少し話をしましたが、これから景気後退が予想されるなか指数の積み立ては少し不利です。代わりに金を積み立てすると10年スパンだと価値は上がるとみています。

バフェット氏も同じことを昨晩行ったようですねw

 

〇バフェット氏の変心、銀行株売り・金買い(8月17日 日経新聞)

 

時間軸が長い投資です。

ちなみに、金を買う方法は、現物を買う以外にも、金連動型のETFあります。こちらは証券口座で買うことができますので、興味がある方は一度、お使いの証券会社で調べてみてください。

 

市況に話を戻すと、NASDAQは先週から利益確定売りが出ていましたが、昨晩に最高値を再度更新しています。

緩和マネーの影響により、業績が伸びている企業は買われ、悪化した企業は頭打ちをするため、2極化はさらに進んでいきそうです。

また、景気減速により、失業率が増加しており、個人消費が落ち込みます。

景気が悪い状態で、人余りの状態となるとデフレになります。

一方で、量的緩和により金価格が上昇しているということは、物価は緩やかに上昇してきそうです。

 

これまでの収入を得る方法以外に、利益を得る方法を考えておかないとならない時期に入ってきました。

新型コロナによるルール変更後にも業績が伸びるかどうかは、投資先選定で重要なポイントですね。

 

 

日経平均について

 

日経平均先物は、23,125円(日経比28円高)で取引を終えています。

14日に最高値23,338円をつけてから調整が続いています。

23000円を超えているため、良い状況だとみています。

様子見ムードと日銀の買い入れが入るかどうか。

今日の後場が大切になりそうです。

 

個別銘柄では、決算発表も一巡しており、材料が出尽くしてきています。

指数が高値警戒圏で材料不足の時期は、直近IPO銘柄が買われるパターンがあります。

短期売買の方やデイトレ系はご参考まで。

また、これから株を始める方は「観察」をしていただければ、良いと思います。

売買で利益を出すことよりも、よく観察することは初期ではとても大切です。

大切なことは「既視感」を作ることです。

 

「なんかみたことある!」

 

この感覚を磨いていきましょう。

 

株探のテーマを貼っておきますので、ご参考まで。

〇株探「直近IPO

 

それでは、本日の相場もZEN力で!

 

 

〇本日の決算発表

 

追伸、本日は20時30分から火曜會です。

ご質問は、メール、チャットワークにお願いいたします。

ご参加お待ちいたしております。