【朝の相場日誌】上値が重い米国、横ばいの日経

朝の相場日誌




 

おはようございます!

16日水曜日の米国市場は、NYダウ28032ドル(+36ドル)、NASDAQ11,050ポイント(-139ポイント)とマチマチとなっています。

 

米連邦準備理事会(FRB)はFOMCで政策方針を変更。米低金利環境が長期化するとの見方が強まりました。

これにより、NYダウは一時360ドル上昇、ドル円は104円台へと円高に振れました。

NYダウはその後、アップル株が下落したことから上昇幅が縮小し、小幅上昇へとなっています。

アップルの失速とここ3週間の値動きは、調整が長引くパターンになっています。

 

アップル週足

 

 

対応iPhone期待がありましたが、今回発表がされていません。

期待を裏切る形になっているため、利益確定売りが加速しそうです。

 

3月以降のハイテクバブルをけん引したのはアップルとテスラでしたが、この2の値動きが重たくなっていることから、上値は重たくなりそうです。

 

 

 

 

日経平均について

 

昨晩の日経平均先物は、23,320円(+20円安)で取引を終えています。

※先物の価格は、9月末の配当落ち分が日経平均日で約120円安くなっている。

 

引き続き、日経平均は横ばいが続いています。

為替は105円~104円で少し円高で推移していますが、株価への影響は少ないようです。

様子見ムードが続きますね。

チャートパターンとしては週足が再度上値を狙う形になっています。

時間切れとなり、米国の調整に巻き込まれるか、菅内閣への期待感でもう一段上昇があるか、今は短期で探り探りで攻めています。

 

〇デジタル化、全閣僚で推進

 

菅内閣になって、前内閣が進めていた「デジタル化」が推進されそうです。

デジタル化を進めるにあたり、3つの壁があるといわれています。

①「省庁の壁」

②「地方の壁」

③「国民の壁」

 

縦割り省庁の横繋ぎを上手くできるか、中央と地方(首長によってデジタル化にバラつきが激しい)でバラバラになっているシステムを統合できるか、国民にデジタル活用をアナウンスできるかという3つです。

 

3つの大きな壁を打破するために、どのような企業が参加できるか、注目してみたいと思います。

ちなみにサイボーズは政府に採用されて株価はかなり上昇しました。

 

新閣僚の中でも、デジタル庁、行革担当、総務大臣、厚労省の各大臣の言動には注目しておくとよさそうです。

政治と株は直接的なつながりは薄いですが、今回のデジタル化に伴う法改正は、システム関連の企業への期待が膨らみそうです。

国民の消費活動は弱含んでいますが、期待が集まる場所には資金が集まります。

チャートをみながら戦略を立てていきましょう!

 

それでは、本日の相場もZEN力で!