半導体大手の米マイクロン 決算発表で11%下落

朝の相場日誌




おはようございます。

27日(金)米国市場は、3指数とも小幅続落。

 

米国政権が中国への証券投資の制限を検討しているとの報道を受けて、米中貿易協議への懸念が広がっています。

 

米国市場には中国企業が上場しており、27日はアリババ、JDドットコムが下落しています。

また、メモリー大手のマイクロンの6-8月期の決算見通しが弱いと判断されており、11%の急落。

半導体関連に逆風が吹き始めました。

 

これを受けて、ハイテク株が全般的に弱含んでいますね。

 

半導体関連が弱含み始めたことを受けて、各企業への期待感も膨らまず、横ばいの値動きが続きそうです。

 

引き続き、NYダウのレンジは27,000ドル~26,500ドルのレンジで推移とみております。

現在は下値が26,500ドルよりも上で推移しているため、下値は意外と固いのかなと。

ただし、9月が伸びた分、10月は下値割れの警戒を高めていきたいと思います。

 

 

 

 

「ピックアップニュース」

日経平均先物について

9月最終取引日は21,750円くらいから始まりそうです。

配当落ち分から再評価が始まりましたが、下値は固い値動きになっていました。

しかし、金曜日の米国市場を受けて、上値が重い展開となりそうです。

 

これまで回復傾向にあった半導体関連が、マイクロンの決算を受けてやや重たくなりそうですね。

ただ、金曜日の朝のコメントに書いていましたが、個別銘柄の貸借バランスを見ていると、日経平均の横ばいが続いていたため、空売りホルダーが増加しています。

 

下値は日銀の買い入れもあり、需給バランスが崩れています。

独自の要因で下値が固まっている日本市場。

 

レンジ相場が続くとみていたほうがいいかもしれません。

 

 

引き続き、レンジは22,000円~21,000円のレンジを考えています。

一旦レンジ上値から下振れをしていきそうですね。

 

直近は、21,500円までの到達時間を気にしています。

個別銘柄は、これまでけん引してきた「半導体関連」の値動きに注目したいと思います。

 

それでは今週の相場もZEN力で!

ピンチはチャンス!

 

 

~メモ~

※日電産の為替設定105円(7月発表現在)

※トヨタの為替設定110円→106円に変更

 

【9月28日(金)米国市場】

NYダウ     26,820.25ドル  前営業日比 -70.85

NASDAQ      7939.63     前営業日比 -91.03

S&P500       2961.79     前営業日比  -15.83

CME225(円建て) 21,750円  日経比 -129

ドル円 108.01

VIX指数    17.22
米国10年債利回り 1.68%

原油 56.18

フィラデルフィア半導体 1542.82