【朝の相場日誌】日米に差が出始める!?

朝の相場日誌




 

おはようございます!

14日月曜日の米国市場は、NYダウ27,993ドル(+327ドル)、NASDAQ11,056ポイント(+203ポイント)と大幅反発となっています。

 

オラクルによるTikTok米国事業買収、エヌビディアによるアーム買収などの大型の話題により、これまで調整していたハイテク関連に買い戻しが入っています。

また、米製薬ファイザーが開発中のワクチンが有効かは10月末までに判明すると述べてことや、英アストロゼネカは中断していた臨床試験を再開したことが報道され、新型コロナワクチン開発への期待が戻ってきています。

これにより、NYダウ構成銘柄のユナイテッドヘルス、ボーイング、ホームデポ、VISA、AMEXなど、旧来型銘柄にも買いが入りました。

 

実経済のニュースでは、アマゾンが物流センターに10万人追加採用することを発表しています。

 

Amazon10万人を追加採用(日経)

 

EC市場が大きく伸びており、配送能力を強化する方針です。

また、米貨物大手フェデックスは、急送部門などの配送料金を引き上げることを発表。

新型コロナにより物流は一段伸びていますね。

 

〇フェデックス上昇 来年1月に配送料引き上げ(日経)

 

買い戻しは入っていますが、すぐに高値を更新するというよりも、横ばいが続くイメージを持っています。

中国ファーウェイへの米政府の新たな輸出制限が本日から発効します。

これに伴い、ファーウェイは米国と米国と連携している国から半導体調達が事実上できなくなるといわれており、在庫減少に伴いスマホなどの生産が減少し、21年のスマホ出荷台数は、20年比で7割下回るとの予測もあるそうです。

 

〇ファーウェイスマホ7割減

 

ちなみに、メディアテック(台湾)、サムスン、SKハイテクは米商務省に輸出許可申請を出しています。

ソニーも申請を検討中ですが、供給は停止しているようです。

ファーウェイとしては、5G基地局向けにサムスンなどの備品を使用しているため、シェアが低迷する恐れがあり、競合メーカーにチャンスが生まれそうです。

 

G関連について、再度見直してみるとおもしろそうです。

 

 

日経平均について

 

昨晩の日経平均先物は、23,310円(-110円安)で取引を終えています。

※先物の価格は、9月末の配当落ち分が日経平均日で約120円安くなっている。

 

材料不足のなか、新内閣期待で下値が固い日経平均となっていました。

ただ、主要幹部の発表で麻生氏、二階氏が再任となったことは、ムードに冷や水をかける報道の呼び水となりそうです。

 

〇麻生副総理・財務相再任へ(日経)

 

特に、財務相再任には、私もがっかりしました。

これを受けてか、先物の反応もイマイチだったようです。

 

一方で、デジタル庁への期待はあり、中小企業の再編によるM&Aの活性化には注目したいと思います。

 

〇菅氏「規制改革を徹底」(日経)

 

93日高値付近まで上昇していますが、再度上値が重たくなるか、注目したいと思います。

SBテクノ、ユビコムが動いていたことから、好決算銘柄で1ヵ月程度、調整していた銘柄に注目したいと思います。

それでは、本日の相場もZEN力で!

 

 

 

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